
Q:燃料サーチャージってなに? 旅行代金込みがいい?
この春、定年退職するため、妻とハワイ旅行に行こうと思っています。
20年くらいの前の若い頃は、海外出張にも行っていましたが、妻との海外旅行ははじめてです。
慣れない旅行のパンフレットを手に、どの会社がおトクか、どんな企画がゆっくり楽しめそうか見比べています。そこで、気になったのが燃料サーチャージです。旅行代金に込みのものと、そうでないものがあります。
そもそも、かつてはこんな料金を支払っていなかったように思いますが、これはどういう意味合いのものでしょうか。
また、トロリーバス代込み、というのもありました。これは、どういうものでしょうか。
いずれも込みと、別立て、どちらが有利なのでしょうか。
原油高に応じて変動。航空会社によっても異なる。
燃料サーチャージとは、2005年から導入されたもので、燃料である原油などの価格の変動に応じて徴収されます。つまり、原油が上がれば燃料サーチャージも上がり、原油が下がれば下がるというものです。
導入依然は、燃料の変動分は、航空会社が吸収して価格設定をしていましたが、湾岸戦争以降、原油が急騰することも頻繁になり、価格の急変を航空会社だけで抱えることが、かなりのリスクになってしまいました。そこで、変動分は、燃料サーチャージとして、利用者にも負担してもらおうとなったのです。
通常、旅行代金とは別立てで支払うため、利用者にとっては「とられた」感が強いのかもしれません。
中には、旅行代金に込みとしている旅行会社もありますが、それが別立てと比べて有利かどうかはそのときの燃料費によって違うでしょう。でも、旅行代金に含まれていれば、それ以外のお金をとられることがありませんから、資金計画も立てやすいですし、安心材料にはなりますね。
なお、燃料サーチャージは、時期はもちろん、航空会社によって異なります。
たとえば、ハワイ往復の場合(2010年2月・変更されている可能性もあり)、次のようになっています。
JALウェイズ 8,000円
全日空 12,000円
ノースウエスト航空 8,000円
ユナイテッド航空 12,000円
チャイナエアライン 7,000円
トロリーバスというのは、ハワイのワイキキならではのもので、ワイキキビーチ界隈を巡っているものです。レンタカーを利用できる場合はいいのですが、そうでない場合は、公共のバスで移動することになります。
慣れない地での公共バスは、バス停を探すのも、下車する場所を探すのも大変です。
のんびりお買い物やワイキキ巡りをするのなら、このトロリーバスはオススメです。
トロリーバスは、旅行会社のもの、クレジットカード会社のものなど、数種類が走っていますが、それぞれパスなどがないと載れません。その都度、チケットを買うのは割高になってしまうので、このパス代が込みならばそのほうがいいでしょう。
また、JCBなど、クレジットカードを見せれば乗れるものもあります。JCBをお持ちなら、JCBのトロリーに乗れるので、パス代が込みのツアーでなくてもいいでしょう。
奥様との、はじめてのハワイ旅行。楽しい旅行になりますことを心より、お祈りしています。
回答者
ジョアン安倍
プロフィール
都市銀行、経営コンサルタント会社を経て、マネー関係のライターに。取材などから得た現場情報を質問の答えに盛り込んでいきます。ファイナンシャル・プランナーの資格も持つ。主な連載、「佐藤治彦とたまらん子のやさしい経済入門」(「サンキュ!」ベネッセコーポレーション)、「いまどきのマイホーム・マネープラン」(「ニューハウス」ニューハウス出版)など。
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