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Q:寄付をしたら税金が安くなるってホント?

テレビのニュースでハイチ地震の被害をみて、ほんとうに気の毒になりました。
10万円ほど寄付をしようと思っていますが、寄付をすると税金が安くなると聞きました。
せっかくなら、そうした制度も利用したいと思います。
どうしたら、寄付をして税金を安くすることができるのですか?

回答確定申告の寄付金控除を利用する


寄付をすると税金が安くなるのは、所得税の寄付金控除です。
5000円を超える寄付をした場合に、寄付金控除が適用されます。
確定申告で適用するため、会社員の方で、いつもは確定申告をしないという方も、会社の年末調整のあと、自分で確定申告をしなければなりません。


ただし、寄付金控除は、どこに寄付しても適用できるわけではありません。
寄付金控除の対象になるのは、国や地方公共団体に対するもののほか、日本赤十字社など特定寄付金として認められたものだけです。
たとえば、学校の入学に関する寄付金や、習い事の個人的な先生への寄付などは認められません。


ハイチ地震への寄付で、寄付金控除が認められる団体は、
日本赤十字社、日本ユニセフ協会、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンなど。
寄付をする際には、寄付金控除が認めらる団体か、必ず確認しましょう。
また、寄付金控除適用の際には、領収証が必要なので、必ず保管しておいてください。


寄付金控除の対象になる寄付の金額は、寄付金から5000円を引いた金額です。
10万円の寄付をした場合は、9万5000円となります。


ただし、自分の所得に対して、あまりに高額な寄付をした場合は、高額と判断される部分は控除の対象になりません。その高額のラインが、所得の40%です。
たとえば、所得が20万円なら、控除できるのは、所得の40%の8万円まで。
寄付をしたのが10万円でも、控除できるのは8万円までとなります。


寄付金控除の額が9万5000円なら、税率10%の方で9500円の所得税が、
20%の方で1万9000円といった具合に所得税が安くなります。


さらに、同時に住民税も安くなります。
住民税は、(寄付金―5000円)×10% が安くなります。
10万円の寄付金なら、9500円の住民税が安くなります。

回答者

ジョアン安倍

プロフィール

都市銀行、経営コンサルタント会社を経て、マネー関係のライターに。取材などから得た現場情報を質問の答えに盛り込んでいきます。ファイナンシャル・プランナーの資格も持つ。主な連載、「佐藤治彦とたまらん子のやさしい経済入門」(「サンキュ!」ベネッセコーポレーション)、「いまどきのマイホーム・マネープラン」(「ニューハウス」ニューハウス出版)など。


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| 2010年02月15日 |
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