
<保険>Q:娘世帯に保険の見直しをさせたい。良いアドバイスはある?
少し前に、保険会社の担当者に保険の見直しをしてもらい、かけすぎだった死亡保障や不用な特約を減らすなどして、毎月の保険料を半分ちかくに節約することができました。そこで、いつも家計のやりくりに追われている娘に保険の見直しをすすめましたが、営業されるといって、担当者にあってくれません。娘の家庭にも、なんとか見直しをしてもらいたいのですが、何かよいアドバイスはありますか。娘(38歳)は、会社員の夫と子ども(小学2年生)1人との3人暮らしです。
死亡保障3000万円、医療は日額1万円を目安に。
お母様世代は高度成長期からバブル経済期ということもあり、保険は保障過多の方が多かった。なので、見直しをすると、ほとんどの方が解約や減額となり保険料を減らすことができました。かつては、月額5万円や6万円の保険料を平気で払っていた働き盛りの方が多かったのです。
しかし、いまの若い世代は違います。冷え込む経済の中、生活費や教育費に追われ、保険にお金がまわらないという家庭も増えています。保険相談の取材をすると、多くの家庭が保障不足になっているのが現状です。
娘さんのご家庭は、どうでしょうか。
会社員の夫、専業主婦、小学生の子ども1人のご家庭のご主人の死亡保障は、3000万円が目安と言われています。
死亡保障は、3000万円程度になっていますでしょうか。
(注意:夫が自営業になった、子どもが1人増えた、妻も働き出したなどによって死亡保障の目安は変わります)
また、最近は、死亡保障は手薄でも、医療保障はかけすぎという傾向があるようです。
入院手当ては、日額1万円が目安です。日額5000円でもいいでしょう。
お住まいの市区町村によっても異なりますが、子どもは乳幼児医療制度によって治療費は無料です。また、公的な健康保険からは、高額療養費によって、治療費が高額になった場合でも月額の支払いが大方8万円程度で納まるようになっています(所得によって異なります)。
あれこれ特約をつけて、医療保障過多になっていないでしょうか。
保険料支払いの家計に占める適正な割合は、8%から10%と言われています。
いくら保障が欲しくても、将来の心配のために、家計を圧迫しては本末転倒。
それ以上の保険料を支払っていたら、保険の見直しが必要です。
そこまで達していなかったら、死亡保障が不足しているかもしれません。保障の確認をしてもらいましょう。
回答者
ジョアン安倍
プロフィール
都市銀行、経営コンサルタント会社を経て、マネー関係のライターに。取材などから得た現場情報を質問の答えに盛り込んでいきます。ファイナンシャル・プランナーの資格も持つ。主な連載、「佐藤治彦とたまらん子のやさしい経済入門」(「サンキュ!」ベネッセコーポレーション)、「いまどきのマイホーム・マネープラン」(「ニューハウス」ニューハウス出版)など。
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