
<投資・運用>Q:株主優待っていったいなに? 私でももらえますか?
義父が株主優待制度でもらったというファミリーレストランの優待券をくれました。その前には、100円ショップの無料券2100円分をもらいました。株を持っていると、こんなに楽しいものがもらえるのですか? 私でも、もらうことはできますか?
株主優待制度は、すべての企業が導入しているわけではありません。この制度を導入している企業の株を持っている場合のみ、もらうことができます。
優待品も企業によって異なり、外食系の企業であれば、経営しているレストランの優待券、飲料系の企業であれば缶コーヒーや缶ジュースの詰め合わせ、レジャー系の会社であればご招待券などさまざまです。
そもそも株主優待とは、株主に会社のことをより理解してもらおうという趣旨で導入されていますので、自社製品の新商品や人気商品の詰め合わせ、優待券などが多いのです。
ただし、会社によっては製品や施設のない会社もあります。そういった会社は、お礼やご挨拶といった意味合いで、クオカードや図書券、日本人なら誰でもうれしいお米などを優待品にしている会社もあります。
優待品は、保有株数に応じてもらえます。詳細は企業によって異なり、100株以上3000円相当、500株以上6000円相当、1000株以上1万円相当といった具合に決められています。
また、受け取るための権利確定日(割当基準日)があり、この日までに株主になっている必要があります。企業によって年に1回、年に2回といった具合に、年にもらえる回数も異なります。
各企業の優待情報(優待内容や優待相当額、割当基準日など)は、各企業のホームページでも確認できますし、投資サイトでも簡単に一覧できます。
たとえば、ヤフーファイナンスの優待ページでは、優待内容や権利確定月などから企業を検索することもできます。
Yahoo!ファイナンス 株主優待情報
http://biz.yahoo.co.jp/stockholder/index.html
たとえば、ユニークな株主優待には次のようなものがあります(2008年7月1日現在)。
・オリエンタルランド:「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」いずれかの1デイパスポート(年2回)
・ 日本農産工業:「ヨード卵・光」(年1回)
・ エバラ食品工業:「自社製品など詰め合わせ1万円相当」(年1回)
・ タカラトミー:「オリジナルトミカ」+「オリジナルチョロQ」「オリジナルリカチャン」(保有株数によって内容異なる)(年1回)
・ 東映:「映画招待券6枚(毎月観られる)」(年2回)
※それぞれ諸条件あり。実際に投資の際には各企業にご確認ください。
回答者
ジョアン安倍
プロフィール
都市銀行、経営コンサルタント会社を経て、マネー関係のライターに。取材などから得た現場情報を質問の答えに盛り込んでいきます。ファイナンシャル・プランナーの資格も持つ。主な連載、「佐藤治彦とたまらん子のやさしい経済入門」(「サンキュ!」ベネッセコーポレーション)、「いまどきのマイホーム・マネープラン」(「ニューハウス」ニューハウス出版)など。
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