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<運用・投資>Q:投資信託はどうのように選べばいいかアドバイスをお願いします

老後資金の準備には、投資信託(ファンド)がいいと聞きました。でも、ファンドにはたくさんの種類があるのにビックリ。いったい、どれがいいやら雲をつかむような話しです。投資信託は、どのように選んだらいいのでしょう。

回答投資信託はたくさんの種類があり、これぞというものを選び出すのは難しいという方には分散投資という方法もあります。


まず、投資信託は定期預金などと違い、元本保証ではありません。運用状況によっては、元本割れになる可能性もあります。また、確定利回りでもありません。定期預金のように、約束された利息がきちんともらえるわけでもありません。これを、しっかりと認識しておいてください。


確かに、投資信託は老後資金の準備に向いているといわれますが、これはケースバイケース。元本割れになっては生活も困ってしまうという人には、向いていません。万一元本割れになっても余裕があるような潤沢な資金がある人、また老後までには10年以上の期間があるような若い人に適したものといえるでしょう。


投資信託とは、簡単にいえば、株や債券、最近は土地などの金融商品がパックになったもの。たとえば、パックの中味が日本株なら「日本株ファンド」、債券なら「債券ファンド」と分けられます。
投資信託にはたくさんの種類がありますが、この中味によって大きくは6つに分けられます。


・日本株ファンド
・国内債券ファンド
・外国株ファンド
・外国債券ファンド
・ミックス型ファンド(株や債券などがミックスされているもの)
・不動産ファンド(リート)


投資信託はファンドによって、さまざまなネーミングがされていますが、要するには、どんなものがパックされているかで選べばいいわけです。


たとえば、せっかく運用するのだから「株式」がいいと思うなら株式ファンドで、「やはり日本のものが安心」と思うのなら「日本株ファンド」。「これからは、海外でしょ」と思うのなら「外国株ファンド」を選ぶという具合です。


もちろん、この中味によってさらに細かく分けられます。日本株ファンドでも、バイオに特化した企業の株式をパックしていたら「バイオファンド」、環境に力を入れる企業の株式をパックしていたら「エコファンド」という具合。外国株ファンドでも、中国の株式を組み入れるものは「中国株ファンド」、インドの株式に投資するものは「インド株ファンド」といった具合です。


自分の老後までの間に、これが伸びるゾと思われるものに投資するのが一番なのです。
とはいえ、そこが難しい。


そこで、オススメしたいのが分散投資です。一番をひとつ選ぶのは難しいですが、概ね良かれと思うファンドを複数持つのはできそうです。そのときのポイントは、できるだけ違う中味のものを組み合わせること。たとえば50万円を投資信託で運用するつもりなら、日本株ファンド20万円と外国株ファンド20万円、ミックス型ファンド10万円という具合です。


分散しておけば、日本株が不調でも外国株ファンドが好調、外国株ファンドがイマイチでもミックス型が堅調という具合に、助け合いながら資産全体を守ってくれるからです。

回答者

ジョアン安倍

プロフィール

都市銀行、経営コンサルタント会社を経て、マネー関係のライターに。取材などから得た現場情報を質問の答えに盛り込んでいきます。ファイナンシャル・プランナーの資格も持つ。主な連載、「佐藤治彦とたまらん子のやさしい経済入門」(「サンキュ!」ベネッセコーポレーション)、「いまどきのマイホーム・マネープラン」(「ニューハウス」ニューハウス出版)など。


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| 2007年12月04日 |
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