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<ローン>Q:60歳でもマンションに住み替えるためローンは組めるか?

子どもが結婚し、夫婦二人だけになったので、生活に便利な都会のマンションに住み替えを決めました。住んでいた土地を売却しても、古い家の解体費用や万一のためのキャッシュを残しておくことなどを考えますと、500万円くらいの住宅ローンは組む必要がありそうです。夫は自営業のため収入はありますが、60歳になります。10年くらいで返したいと思っていますが、年齢的にローンは組めますか? また、借りられた場合、金利には、たくさんの種類があって、どんなタイプがいいのかわかりません。どんなタイプがいいのか教えてください。

回答71歳まで借りられる。高齢者の場合、短めの全期間固定型がいい。


 主な銀行の住宅ローンは、満71歳まで利用でき、最終返済期限は81歳未満までに設定することとなっています。返済期間が10年であれば、完済時は70歳ですから、年齢的には問題ありません。


 ただし、安定収入があることも条件になっていますので、自営業としてどの程度、収入が安定しているとみてくれるかは、銀行の審査次第になります。

 住宅ローンの金利には、変動金利型、固定金利特約型、全期間固定金利型と、大きく3つのタイプがあります。


 変動金利は、半年ごとに金利が見直されるもの。


 固定金利特約型は、3年、5年、10年という具合に期間の設定があり、その期間内は金利が固定されるというもの。


 そして、全期間固定というのは、返済までずっと金利が変わらないというものです。


 平成21年4月の代表的な金利は、変動金利2.475%。固定特約型は、2年固定3.05%、3年固定3.300%、5年固定3.55%、10年固定3.75%。


 全期間固定型は、20年以内3.15%、20年超25年以内3.35%、25年超30年以内3.4%となっています。(銀行によって異なります)


 金利だけくらべれば変動金利が一番低いのですが、金利が半年ごとに見直されては、精神的にも落ち着きませんし、返済計画も立てにくいもの。


 どんなタイプがいいのか、金利情勢によっても異なりますが、いまなら、全期間固定型3.15%がいいかと思われます。


 借入金額500万円、返済期間10年、金利3.15%、ボーナス返済なしで試算した場合の毎月の返済金額は、4万8627円になります。


 このほか、ローン保証関係費が約8万円、抵当権設定の登記費用が約7万円、合計15万円程度の諸費用がかかります。


 なお、上の金利のタイプの設定は銀行によっても異なります。銀行によっては、全期間固定型を扱っていないところもあります。ご利用の銀行を、まず確認してみましょう。

回答者

ジョアン安倍

プロフィール

都市銀行、経営コンサルタント会社を経て、マネー関係のライターに。取材などから得た現場情報を質問の答えに盛り込んでいきます。ファイナンシャル・プランナーの資格も持つ。主な連載、「佐藤治彦とたまらん子のやさしい経済入門」(「サンキュ!」ベネッセコーポレーション)、「いまどきのマイホーム・マネープラン」(「ニューハウス」ニューハウス出版)など。


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| 2009年05月18日 |
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