
<運用>Q:減らさず、手間をかけずに300万円を運用するには何がいい?
15年前に契約した郵便局の養老保険(10年間払い込みをし、15年目に満期を迎えるもの)がようやく今年8月満期を迎え、300万円にいくらかの配当が入る予定です。このお金は当座使うお金ではなく、老後の蓄えにしたいとおもっています。まだ、10年くらい期間があるのですが、元本を減らさず、また頻繁に預け替えをするなどの手間はかけずに増やせる、簡単で効率のいい運用を教えてください。
個人向け国債の変動10年と固定5年がおすすめです
運用商品はさまざまありますが、「元本を減らさず」「手間はかけずに」「10年くらい」というのなら、個人向け国債の変動10年と固定5年がいいのではないでしょうか。
10年ものは、変動金利。5年ものは、固定金利です。
両者の金利を比べると、固定金利のほうが高いのですが、5年間ずっと同じ金利が続きます。今後の経済情勢を予測するのは難しいですが、5年や10年の間には、金利の上昇もあるかもしれません。そんな時代の流れに乗っていきたいという場合は、変動のほうが面白い。
そこで、150万円を変動10年で、150万円を固定5年で運用してみるというのはどうでしょう。
固定5年は5年で満期を迎えますから、その時点の経済情勢によって、もう1度、固定5年で運用してもいいし、個人向け国債よりも有利なものが出ていたら、そちらに乗り換えてもいい。5年目に様子を見る、というのも楽しいかもしれません。
5年満期や10年満期の定期預金もありますが、金利は若干、個人向け国債のほうが有利になっています。ネット銀行などには、高い金利の定期もありますが、1年や長くて3年など、期間が短めです。満期の都度、金利を求めてネット銀行を渡り歩くというやり方は、どうしても手間がかかります。個人向け国債なら、郵便局でそのまま手続きできますし、手間という部分でも個人向け国債のほうが簡単かと思います。
回答者
ジョアン安倍
プロフィール
都市銀行、経営コンサルタント会社を経て、マネー関係のライターに。取材などから得た現場情報を質問の答えに盛り込んでいきます。ファイナンシャル・プランナーの資格も持つ。主な連載、「佐藤治彦とたまらん子のやさしい経済入門」(「サンキュ!」ベネッセコーポレーション)、「いまどきのマイホーム・マネープラン」(「ニューハウス」ニューハウス出版)など。
スポンサードリンク
