
<生活>Q:2009年1月から、電気代が大幅値上げってホント?
2009年1月から、電気代が上がると聞きました。食料品などの値上げが相次ぐ中、電気代までもとなると、生活は厳しくなる一方です。わが家は、子どもも独立し、夫との二人暮し。電気の使用料も、そう多くはないほうだと思うのですが、気になります。いったい、どの程度の値上がりとなるのでしょうか。
最近のニュースなどでもご存知かと思いますが、投機的な資金の影響で、原油などの燃料価格がめまぐるしく上下するようになっています。
そうなると、燃料を使った業種はコスト管理が大変に。
そんな背景もあり、全国的に電気料金が見直されることになりました。
実施は2008年9月1日からですが、9月から12月いっぱいは改定前と同じ水準になるように調整されることになっています。つまり、実際に値上がりがお財布に響いてくるのは、来年の1月からになります。
そもそも電気料金は、電力量料金単価と燃料費調整単価の合計からなっています。
たとえば、東京電力の標準家庭(従量電灯B)の場合で、
電力量料金単価は、約10%アップ。
燃料費調整単価は、燃料費の値上げ幅によっても異なりますが、今回の基準燃料価格の見直し分の価格上場があったとすると、約1.5倍も値上げされたことになります。
この場合、見直し直前の電気料金が約6800円だったとすると、
見直し後の電気料金は約7700円になります。
電気料金は、この燃料費調整額があるため、一口にこれだけアップとはいえないのですが、
これ以上は値上げしないという上限価格も引き上げられたため、燃料費の価格が大幅に上昇すると、これに伴い電気料金も大幅にアップすることになりました。
来年2009年以降の電気料金は、燃料費の価格によって変動する幅が大きくなってしまったのです。
つまり、家庭での使用量は大して変わっていないのに、電気代だけは大幅にアップするということが、珍しくなくなってしまうのです。
家計管理が、電気代の変動によって、より難しくなってしまうかもしれません。
燃料価格が電気代に反映するのは、おおよそ3ヵ月後です。
テレビなどで燃料費高騰のニュースが取り上げられていたら、電気代の予算を多めにとっておくなどの準備が必要になるでしょう。
回答者
ジョアン安倍
プロフィール
都市銀行、経営コンサルタント会社を経て、マネー関係のライターに。取材などから得た現場情報を質問の答えに盛り込んでいきます。ファイナンシャル・プランナーの資格も持つ。主な連載、「佐藤治彦とたまらん子のやさしい経済入門」(「サンキュ!」ベネッセコーポレーション)、「いまどきのマイホーム・マネープラン」(「ニューハウス」ニューハウス出版)など。
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