ホーム > 暮らし > いきいき元気生活 > ひざ痛をガマンしていない?
31_ikiiki

ひざ痛をガマンしていない?

元気に歩ける足があれば、旅行も映画もショッピングも楽しめます。でも、加齢とともにひざの関節が悲鳴を上げはじめています。ひざ痛はあなたの行動力にブレーキをかけ、楽しみを半減させます。もし、ひざに少しでも違和感を感じたら、ガマンしたり、自前の対症療法ですませずに、早めに専門医に診てもらい、いつまでも元気なひざをキープしましょう。

ひざ痛イメージ

中高年の63%が「ひざ痛もち」

 科研製薬株式会社と生化学工業株式会社は昨年9月に、40代以上の男女1175名を対象に「ひざの健康に関する調査」を実施しました。その結果、中高年の6割以上が何らかのひざの痛みを抱え、つらさを感じているという結果が出ました。

Q:ひざが痛くなることはありますか? (n=1175)

全体


(画像をクリックすると拡大した画像が見られます)

男女別


(画像をクリックすると拡大した画像が見られます)

年代別


(画像をクリックすると拡大した画像が見られます)


科研製薬株式会社 生化学工業株式会社の「ひざの健康に関するアンケート調査2007/9」より
http://www.kaken.co.jp/nr/release/nr20071019.pdf (pdfファイル)

7割以上の人が「痛くてもガマン!」している

 ひざに痛みを抱えている人の多くが、「病院に行くほどではない」「ガマンできる痛みだから」と、治療を受けていないのが現状です。中には「年だから仕方がない」とあきらめている人も。でも、人生80年、まだまだやりたいことがいっぱいあるはずです。同じ調査で「これからやりたいことは?」の質問に、「旅行」と答えた人が8割以上もいるのです。好奇心いっぱいに歩き回り、いろいろな出会いを経験するためにも、膝の健康は重要です。

Q:ひざが痛いときはどのように対処していますか?(MA) (n=740)


(画像をクリックすると拡大した画像が見られます)


科研製薬株式会社 生化学工業株式会社の「ひざの健康に関するアンケート調査2007/9」より
http://www.kaken.co.jp/nr/release/nr20071019.pdf (pdfファイル)

「変形性膝関節症」ってどんな病気?

 最近、よく耳にする「変形性膝関節症」ですが、病名は知っていても、どんな病気なのかよく分かっていない人が多いといいます。「変形性膝関節症」は中高年に発症し、現在患者は1000万人と推定されています。加齢に伴いひざの関節の軟骨がすり減り、関節の炎症や変形が生じて、痛みが起こる病気です。特に、更年期以降の女性は発症しやすく、60代では40〜50%、80代では80%に発症するといわれます。

あなたの「ひざ痛」はどんな症状がありますか?

□ 歩き始めるときに、ひざに痛みがある
□ 階段の上り下りのときに、ひざに痛みがある
□ 立ち上がるときに、ひざに痛みがある
□ 正座がしづらい
□ 膝に水がたまって腫れる
□ 朝起きたときに、ひざがこわばる
□ ひざの内側を押すと痛みがある


 これらは、「変形性膝関節症」の典型的な症状です。この中で当てはまる症状があり、その症状が続いているようなら、専門医への受診をおすすめします。

「変形性関節症」を放っておくと日常生活に支障が

 関節をスムーズに動かす役目を持つ軟骨がすり減ってくると、関節炎が起こりやすくなり、関節に水がたまることもあります。さらに進むと、ひざを動かすたびに硬い骨同士がぶつかり合うため、強い痛みが生じ、立ったり座ったりの動作もつらくなります。

「変形性膝関節症」を予防するには

1.ひざまわりの筋肉を鍛え、ストレッチの習慣を

 女性の発症が高いのは、骨量の減少だけでなく、筋力が弱いことも一因です。すり減った軟骨は元には戻りませんが、太ももやひざのまわりの筋肉を鍛えることで、ひざの関節をしっかり支えることができます。また、日頃からストレッチをしっかり行い、ひざのまわりの筋肉を伸ばしておくことが大切です。さらに、O脚の場合、ひざの内側の関節に負荷がかかりやすく、症状を進める原因になるので、O脚矯正も予防につながります。

2.体重を増やさない

 体重が増えるとひざにかかる負担も増します。歩行時には体重の3倍、走れば5倍の負荷がひざにかかるといわれます。ひざへの負担を軽くするためにも肥満に気をつけましょう。

「変形性膝関節症」の治療法は

 「変形性膝関節症」の治療は、保存療法と手術療法の2つがあります。初期なら運動療法と薬物療法を組み合わせた保存療法で動きや痛みがかなり改善されます。運動療法では、ひざへ負荷をかけずに筋肉を鍛えられる水中ウォーキングがおすすめ。また、日常生活に支障がある人は、ひざの関節を安定化させるサポーターの装着など、装具を使ってひざの負担を軽減する工夫も大切です。
薬物療法では、「痛み止め」のために内服や外用の薬がありますが、一度発症すると、元通りになることはないので、長期間使用してもその効果は決定的とはいえません。そして、痛みや炎症を抑える方法に、関節に注射を打つ方法もあります。

最近注目されるヒアルロン酸注射

 痛みや炎症を即効で押さえるためにステロイド注射もありますが、副作用も強く、何度も使うことはできません。そこで、最近注目されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸はもともと体に含まれている成分で、うるおいの元といわれます。特に、関節では潤滑油やクッション役割を果たし、関節の動きをスムーズにする働きがあります。ヒアルロン酸は加齢とともに減少します。このヒアルロン酸をひざの関節に直接注入することで、すり減った軟骨の表面を覆い、ひざの動きをスムーズにし、痛みも改善するだけでなく、軟骨の変性も防ぎます。

高分子ヒアルロン酸注射の効果

* 関節の痛みを抑える
* 炎症を抑える
* ひざの中のヒアルロン酸産性能を高める
* 関節の動きをよくする
* 軟骨の摩耗を抑える

ヒアルロン酸については

科研製薬株式会社「ヒアルロン酸と関節のおはなし」
生化学工業株式会社「おしえてヒアルロン酸」


スポンサードリンク

| 2008年03月15日 |
メルマガ登録・解除

読者登録規約
powered by まぐまぐ!