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誤嚥性肺炎に注意!

誤嚥ごえんって何?
食べ物や飲み物を「ごっくん」と飲み込む力、これを嚥下力、嚥下反射力と言いますが、高齢になるとこれがだんだん低下して、誤って食べ物や唾液が食道ではなく、気管に入ってしまいます。これを「誤嚥」といいます。

● 誤嚥で肺炎になるの?
65歳以上で肺炎の死亡が増え始め、90歳以上になると死亡の第2位まで急増します。高齢者の肺炎は風邪やインフルエンザから起こるものもありますが、その多くが誤嚥性肺炎だといわれています。


● 誤嚥性肺炎はどうして起こるの?
誤嚥性肺炎は、引き金になる「飲み込み力の低下による誤嚥」と「口腔内の細菌の増殖」、「免疫力の低下」が関連しあって発症のリスクが高まります。つまり、免疫力が低下した状態で、口の中に残った食べかすや増殖した細菌をいっぱい含む唾液を誤嚥すると、肺炎を引き起こしやすくなるのです。


あなたは大丈夫?
飲み込み力の低下をチェック
1 食事中にむせることがよくある
2 口の中が乾きやすい
3 タンがからみやすく、キレも悪い
4 飲み込むのに苦労することがある
5 固いもの、弾力のあるものが噛み切れないことがある
6 食事が美味しくない、味がしなくなった
7 口臭がきつくなったと言われた
8 よく咳をする
* 上の症状のうち、2つ以上当てはまる場合は、嚥下障害(飲み込む力の低下)が疑われます。歯科(口腔外科)や嚥下障害外来のある病院で相談してみましょう。


● 誤嚥性肺炎を予防するにはどうすればいいの?


1 口の中をきれいにする
年と共に唾液に分泌が減り、舌の動きも悪くなって、口腔浄化作用も弱まり、細菌が増殖しやすくなります。口の中をきれいにすると誤嚥性肺炎の発症率が半減するといわれています。
まずは規則的な口腔ケアを。食後は口をすすぎ、必ず歯を磨く習慣をつけましょう。歯と歯ぐきの間は歯ブラシを45度に当て、歯の表面は1本1本ていねいに磨くように、歯ブラシを小刻みに動かしましょう。歯と歯の間にはさまった食べかすは、歯間ブラシを使ってこすり落とし、舌全体が白っぽくなっているようなら、舌のブラシを使って舌苔を落とします。
入れ歯の場合も、毎食後入れ歯を洗い、同じように口をゆすいできれいにしましょう。


2 お口の体操をする
誤嚥を防ぐためにはよく噛むことが大切です。そのためには、唇、頬、あご、舌などの動きをスムーズにしておかなくてはなりません。年齢とともにこれらの働きも低下するので、お口の体操を習慣づけましょう。


<お口の体操>
童謡「むすんでひらいて」の歌にのって、口と舌の運動をしましょう。
食前の習慣にすれば、低下した飲み込む機能を向上することができます。

(クリックすると拡大します)


3 食べやすい、飲み込みやすい食事に
パサパサしたものは、とろみのあるあんかけにしたり、煮物にしたり。また、パンやカステラなどは、いきなり食べないで、飲み物で口の中をうるおしてから食べるようにしましょう。汁物にひたして食べるのもおすすめです。
固いものは、煮込み料理にしてやわらかくして食べたり、肉などはたたいてやわらかくしてから調理したり、小さめに切ってかみ切らなくてもすむようにします。こんにゃくなど、こんにゃくなど、なかなかかみ切れない弾力のあるものは、なるべく避けたほうが無難です。
汁物も誤嚥しやすいので、片栗粉などでとろみをつけるといいでしょう。


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| 2010年02月01日 |
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