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一酸化炭素中毒に注意!

冷え込む日が多くなり、暖房器具を使う機会が多くなってきました。毎年、冬になると一酸化炭素中毒による救急事故が多発しています。
これらの事故の原因をみると、閉め切った室内で長時間暖房器具や調理器具を使用したなど、換気が不十分なことによるものが多く、また、機器の不具合によるものも少なくありません。
一酸化炭素中毒は死亡率30%以上と言われています。
しばらく使っていない器具を使う場合は、使う前にしっかり点検し、異常を感じたらすぐに修理を頼みましょう。もちろん、いつも使っている器具でも油断大敵です。
定期的に換気をし、一酸化中毒にならないように十分気をつけましょう。

● 一酸化炭素中毒ってどういうこと?
一酸化炭素は無色・無臭の気体です。一酸化炭素は炭火、練炭、燃料用ガス、石油などの不完全燃焼が原因で発生したり、車の排気ガスに含まれています。空気中の一酸化炭素濃度が高くなって、それが体内に入ると、全身に酸素が行き渡らなくなり、中毒症状を起こすのです。


● 一酸化炭素中毒の症状は?
初期症状は、頭痛、吐き気、めまい、倦怠感、悪心などですが、ひどくなると呼吸数や脈拍数が増加し、意識があっても体が動かなくなり、さらに進むとやがて、呼吸微弱、心機能低下、血圧低下で意識がなくなり、呼吸停止、死に至ることがあります。


● 一酸化炭素中毒はなぜ起こる?
石油ストーブ、ガスストーブ、ファンヒーターなど、いわゆる開放型暖房器具は、室内に空気(酸素)を使って燃焼し、排気ガスを室内に出す仕組みになっています。そのため、換気をしないで使い続けると、室内に排気ガスが増えるだけでなく、酸素濃度が低下することで、不完全燃焼が進み、一酸化炭素がドンドン増加して、中毒を引き起こすのです。


● 一酸化炭素中毒事故を防ぐ一番のポイントは「換気」
1) 調理中は窓を開けたり、換気扇を回す
ガス瞬間湯沸かし器やガスコンロを使うときは、必ず窓を開けたり、換気扇をつける習慣を。
2) 暖房器具使用時はこまめに換気を
室内で、石油ストーブやガスストーブ、ファンヒーターなどを使うときは、最低1時間に1〜2回を目安に、5分程度窓を開けるか、窓をほんの少しだけ開けておくなど、一酸化炭素をため込まないように、こまめに換気をしましょう。
3) 窓は2カ所以上、換気扇と組み合わせて効率的に
窓を開ける場合は対角線上の窓を2カ所以上開けると、空気が抜けて、効率よく換気ができます。窓が1つしかない場合は、窓を開けるとき、換気扇を回すようにするといいでしょう。


● 就寝前、外出時は暖房機のスイッチを切る
暖房機だけでなく、長時間弱火で煮込んでいたり、木炭・練炭の消し忘れも要注意です。日頃から、意識して消し忘れのないようにチェックしましょう。


● ガス器具、暖房器具は定期的に点検・修理を
特に夏の間しまっておいた暖房器具を使用する場合は、使い始める前に、販売店等の点検・修理を受けると安心です。特に長期使用している器具は、見えないところに目詰まりがあったり、不完全燃焼の原因になるトラブルを抱えていることも。こまめに点検してもらいましょう。


● 異常を感じたらすぐに販売店に連絡を
着火が悪くなっていたり、煙突(排気筒)がはずれたり、接続部などにゆるみが生じていないかチェックし、少しでも異常を感じたら、販売店等に連絡して点検を頼みましょう。


● 回収・無償修理のお知らせをチェックして
テレビでは今年も「24〜17年前のナショナルFF式石油暖房機を探しています」のナレーションが流れています。その他、ガスメーカーの給湯器の無料点検・無償修理を呼び掛ける告知もよく見かけます。
「うちには関係ない」と思わず、念のためチェックしましょう。


国民生活センター 回収・無償修理のお知らせ
http://www.kokusen.go.jp/recall/recall.html
リコールプラス リコールと自主回収/お詫びのネット広報サイト
http://www.recall-plus.jp/


● 一酸化炭素中毒で倒れている人を救出するときは?
1) 救出者が一酸化炭素を吸い込んで共倒れしないように、濡れタオルで口と鼻を覆い、息を止めて、窓を開けたり、換気扇をつけて部屋の換気をする。
2) 不完全燃焼の原因を探し、スイッチを切る、コンセントを抜く。
3) 患者を安全な場所へ運び(意識があっても歩かせてはいけない。抱きかかえるか、引きずるようにして運ぶ)、救急車を呼ぶ。もし、呼吸をしていなければ、人工呼吸をし、脈がない場合は心臓マッサージをする。
4) 意識が戻ったら、毛布などでくるみ、体温を下げないようにして、救急車を待つ。
5) 一酸化炭素中毒は、一見軽症にみえても、数日たって意識障害や人格変化など、さまざまな神経症状が出ることがあるので、必ず医療機関を受診しましょう。


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| 2009年12月03日 |
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