
ゲリラ豪雨から身を守るために
予測できないから、ゲリラ豪雨!?
この数年、まるで熱帯地域のように、短期間集中のスコールのような雨が年々増えています。これらの雨は台風とは違い、局地的に、しかも突然発生するため「ゲリラ豪雨」と呼ばれています。
今年も、あっという間に川が増水したり、鉄砲水が発生により、西日本を中心に各地で尊い命が失われました。
数分から数十分で発生する積乱雲が原因のゲリラ豪雨は、現在のところ予測が困難といわれ、自治体の対策もなかなか追いつかないというのが現状です。
都心だから安心とは言えません。いつ、誰が、どこで被害に遭うか分からないのです。
ゲリラ豪雨の予測はできる!?
ゲリラ豪雨は、低気圧や前線による雨とは異なり、急に発生した積乱雲がまたたく間に発達することで起こるため、予測するのが難しいのが現状です。
気象庁ではゲリラ豪雨に対して、局地予報システムを整備し、サービスし始めました。各自治体でも、いろいろ対策を練っていて、雨量が一定量を超えた場合、警報を出したり、メールで知らせる有料サービスを行っているところもあります。
このような自然災害は、いつどこで起こるか分かりません。つい、自分の家は大丈夫だと楽観視する傾向がありますが、危険をいち早く察知することが、防災につながります。
降水短時間予報(気象庁)
http://www.jma.go.jp/jp/radame/index.html
レーダー・降水ナウキャスト
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html
東京アメッシュ(東京都内)
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/
ゲリラ雷雨メール(有料)
登録した地点の周辺で、ゲリラ雷雨が発生する可能性がある場合に、メールでお知らせしてくれるサービス。
http://weathernews.jp/door/html/guerrilla_mail.html
ゲリラ豪雨はあっという間に
自然豊かなところでは、川の氾濫、崖崩れや鉄砲水が心配ですが、都市部でもアスファルトやコンクリートの道路では、水がしみ込むこともなく、一気に排水溝へながれこむため、1時間に50mm以上の豪雨になると、排水溝からあふれ出て、道路が陥没、浸水の被害も出てきます。怖いのはそのスピードです。よく、被害に遭われた方が「みるみるうちに川が増水して・・・」とか、「気づいたときには道路が川のようになっていた」と言っているように、少しでも早く適切な行動をとることが自分と家族を救う近道です。
ゲリラ豪雨から身を守る法
<在宅偏>
* 住んでいる地域で、過去に水害や土砂災害の被害があったどうかを確認しておきましょう。
過去の被害は国土交通省の「ハザートマップ」
http://www1.gsi.go.jp/geowww/disapotal/
または、各自治体の「土砂災害危険地区地図」などでも分かります。
* 避難勧告が出されたり、いざというとき、どこにどのように避難するか、避難場所と避難経路を確認しておきましょう。
* 避難勧告が出されたときは、速やかに家を捨てて避難しなければなりません。非常時の持ち出し用の荷物を点検したり、貴重品などもすぐに持ち出せるようにセットしておきましょう。
* 最新の天気予報をよくチェックしてください。近所の人と情報交換も必要です。
* テレビやラジオの速報を聞き逃さないようにしましょう。大雨警報や洪水警報が発表されたら、速やかに避難準備をしてください。
こんな警報(表現)が出たら特に注意!
「1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降る」
「過去数年間で最も土砂災害が発生する危険性が高くなっている」
<移動中>
* 冠水した道路では、マンホールや測溝に落ちないように、電柱やガードレールなどに捕まりながら、注意深く歩きましょう。
* 地下鉄の入口に水が流れ込むことがあるので、必ずその場を離れましょう。
* 地下にいる場合は、エレベーターは使わず、近くの階段で、必ず手すりにつかまって上がりましょう。
* 車に乗っていて冠水したら、すぐに車外へ脱出しましょう。ドア付近まで水位がくると水圧でドアは開けられなくなり、マフラーがうまって、エンジンが停止すれば、窓も開けられなくなります。(万が一のために、ガラスを割って脱出できるような器具を車に積んでおきましょう。
<レジャー・旅行中>
* 目的地が川や湖など水辺の近くの場合や山間部の場合は、気象情報に気をつけ、無理をしないように。
* 空が急に暗くなったり、雨脚が強くなったり、急激な変化を感じたら、すぐに水辺から離れましょう。
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