
掃除機の事故に用心を
どこの家庭にもある掃除機が、転倒やケガ、火災の原因になることがあります。毎日使っているものだからと油断は禁物。

長くのびたコードは転倒の原因に
高齢者が掃除機を使うときに、気をつける最大のポイントは電気コード。掃除機にコードがついているのは分かっていても、コンセントにつないだまま隣の部屋まで移動しているうちにどんどんコードが長くなり、ついうっかり足を引っかけて転倒するというケースが多々あります。
コードは延ばしすぎないのがいちばん。次の部屋に掃除機をかけるときには、コンセントも差し替えるのを習慣づけましょう。
プラグを持って、収納ボタンを押す
また、掃除機にコードを収納するときに、電源プラグが勢いよく跳ね上がって、顔や目にケガをすることもあります。プラグを手で持ってから、コード収納のボタンを押したほうが安全です。
プラグに欠けている部分があったり、コードがいたんで中の線が見えているような箇所を発見したら、そのままにせず、必ず修理を。
吸い込み口に手を触れない
最近の掃除機は吸引力が強く、吸い込み口には回転するブラシなどがついているのが一般的です。誤って吸い込みそうになったものを引っぱろうと慌てて吸い込み口に手を触れないように気をつけて。手や指に思わぬケガをすることがあります。
本体の場所に気をつける
ホースを引っぱって動かしているうちに、本体のことを忘れてしまうことがありますが、ストーブなど高温になるもののそばにあると、熱で変形してしまうことも。
さらに、掃除機本体の後ろから出る排気がストーブにかかって火が大きくなると、思わぬ事故につながりかねません。掃除機の使用中は、ストーブなどは消したほうが安全です。
火、水、油を吸い込ませない
灰皿や仏壇の線香立てなどをうっかりひっくり返してしまったとき、慌てて掃除機で吸い込むのは危険です。消えたと思っていたタバコや線香が掃除機内で発火しないとも限りません。
タバコの吸い殻や線香は吸い込まずに手で取り除いて水で確実に消し、粉末状に散らばった灰だけを吸い込むようにするとよいでしょう。また、水や油を吸い込ませると故障の原因になるので要注意。
掃除機はゴシゴシ力を入れてかけない
掃除機かけは、ぞうきんがけとは違います。腰を曲げて力を込め、ゴシゴシこするようにかけるより、ゆっくりすべらせるように動かしたほうが、効率よくゴミを吸い取ります。高齢者の場合、ゴシゴシこすると疲れるだけでなく、思わぬ拍子にホースごと体を前に持っていかれて転倒する恐れがあるので気をつけて。
吸い込みが悪いと感じたら、ゴミパックがいっぱいになっているのかもしれません。吸引力が弱まううえ、故障にもつながるので、ゴミパックは早めに交換するよう心がけましょう。
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