
長年使っている家電製品の劣化に注意!
壊れていないからと大事に10年、15年と使っている家電製品はありませんか? 老朽化した家電製品による火災などが相次ぎ、経済産業省が注意を呼びかけています。

古い家電製品の危険性がクローズアップ
昨年3月ごろ、約350万枚ものチラシが経済産業省から、全国の自治体に送られました。内容は、長年使用している家電製品に危険な兆候がないかどうか注意を呼びかけるもの。回覧板などで見た記憶はありませんか?
対象になっている製品は、扇風機・換気扇、洗濯機、エアコン、ブラウン管テレビの5品目。
その後、「消費生活用製品安全法」という法律が改正され、今年の4月からは、長期間使い続けることによって製品が劣化すると重大な危険が生じる可能性が高い9種類(*注)の製品について、点検時期などを利用者に知らせることなどがメーカーに義務づけられました。
*注)9種類・・・・・・屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用、LPガス用)、屋内式ガスふろがま(都市ガス用、LPガス用)、石油給湯機、石油ふろがま、密閉燃焼式石油温風暖房機、ビルトイン式電気食器洗機、浴室用電気乾燥機
古い扇風機が原因の火災で10年で10人が死亡
そもそも、こうした動きが活発化してきたのは一昨年、37年前に作られた扇風機が発火して火災が発生し、80代の夫婦が亡くなったことがきっかけでした。
総務省消防庁の調べでは、2006年までの10年間で扇風機が出火原因となった火災は全国で453件。10人が亡くなり、76人が負傷しているといいます。
モノを大事に使い続けることは大切なことです。しかし、電化製品と電気を必要としない道具を同じように考えるのは、とても危険なこと。電化製品には寿命があります。
電化製品の異常をチェック
お宅の家電製品には、こんな症状が出ていませんか?
(経済産業省のホームページ:
http://www.meti.go.jp/product_safety/keinen_chuui.pdf
より抜粋)
●扇風機・換気扇
□ スイッチを入れても、ファンが回らない
□ ファンがまわっても、以上に回転が遅かったり不規則
●洗濯機
□ 脱水中にフタを開けても、15秒以内で止まらないことがある
□ 洗濯機の床面に水漏れの痕跡がある
●エアコン
□ 電源コードやプラグが以上に熱い
□ 室内機から水漏れがする
●ブラウン管テレビ
□ 電源スイッチを入れても映像や音が出ない
□ 上下、または左右の画像が欠けて映る
温水洗浄便座も家電製品
また、最近では古い温水洗浄便座が原因の発火が問題となり、温水洗浄便座協議会では、故障したまま使い続けないようにと新聞広告やホームページ等で呼びかけています。次のような異常がないか、チェックしてみてください。
(温水洗浄便座協議会のホームページ:
http://www.sanitary-net.com/img/safety/keihatupanfu.pdf
より作成)
□ 本体や便座にひび割れがないか
□ 便座が異常に熱いときや冷たいときがないか
□ 電源コードや便座コードにひび割れや傷はないか
□ 便座コードがはさまっていたり、いたんでいないか
□ 電源コードや便座コードが熱くなっていたり、こげ臭いにおいがしないか
□ 水漏れがないか
5年、10年の節目に点検を
長年使っている電化製品、石油製品がある場合は、今までになかった症状が表れていないかを気に掛けてください。とくに音やにおいに注意。
万が一、おかしいと思ったら、すぐにプラグを抜きましょう。スイッチを切るだけで安心せず、必ずコンセントからプラグを抜くことが重要です。そして、専門店に連絡を。異常がないか、故障がないかを点検してもらってください。
また、電化製品、石油製品を安全に、できるだけ長く使うためには5年、10年といった節目にたとえ有料でも点検してもらうことが大切です。
●経済産業省 製品安全ガイド
http://www.meti.go.jp/product_safety/index.html
●温水洗浄便座協議会
http://www.sanitary-net.com/
●国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html
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