
ひとり暮らしの親の安否をさりげなく確認
離れて暮らす親が高齢、しかもひとり暮らしとなれば、その安否は常に心配。親にも子にも負担にならない安否確認として、ポットやガスの使用状況をメールで知らせてくれるサービスが注目されています。

いつも通りにお茶を飲むのが元気のサイン
ひとり暮らしの親の様子が心配でも、忙しさにまぎれて電話をかけられない日もあれば、親のほうも子どもによけいな心配をかけまいと少々の不調では連絡してこないかもしれません。
お互いが気をつかわず、さりげなく安否を確認できれば、それにこしたことはありません。
草分け的存在の象印マホービンが「みまもりほっとライン iポット」のサービスを開始したのは2001年3月。
通信機を組み込んだ専用の電気ポット「iポット」の電源を入れたり、給湯したりした情報が、1日2回、離れて暮らす家族にメールで通知されるという仕組みです。専用ホームページで1週間分をグラフで確認することもできます。

携帯に届くお知らせメールのイメージ
特別な装置ではなく日常的に使用するものを普通通りに使って、安否を通知できるのが一番の特徴。ポットを置くだけなので、工事も不要です。
例えば毎日7時に起きてポットの電源を入れ、お茶を飲むのが習慣ならば、「7:00電源 7:10 給湯」というお知らせメールで、離れた家族は「今日もいつも通りの時間に起きたのね」と安心できるというわけです。
おでかけお知らせ機能付きで、「おでかけ」ボタンを押すことで、外出や帰宅も通知可能。
「ゆうべから一度もポットを使っていない」「帰宅が遅すぎる」など、いつもと違うサインを居ながらにしてキャッチすることができるのです。

見た目や操作パネルも普通のポットと変わらない
費用はiポット1台につき契約料(初回のみ)が5,250円、毎月の利用料は3,150円です。
●みまもりほっとライン iポット http://www.mimamori.net/index.html
象印マホービン 0120-950-555 携帯電話からは 0120-145-770
(9:00~17:00 休日・休業日を除く)
ガスの使用状況を通知。ガスの消し忘れも安心
ポットではなくガスの使用状況を知らせてくれるのは、東京ガスのサービスで「みまも~る」。ガスの利用状況から「食事のしたくかな」「お風呂だな」など生活パターンを確認できるシステムです。
ガスメーターの情報を家族に送信するための通信機器を電話機のそばに設置するため、約30分程度の工事が必要です。
「みまも~る」の特徴として、「マイツーホー」というサービスがセットになっている点があげられます。
加入によって、外出先でも携帯電話やパソコンからガスの消し忘れを確認でき、万が一消し忘れていた場合でも電話1本でガスを止めてもらうことが可能に!
また、ガスが長時間にわたって使われ続けて不自然な場合、自動的に運営センターに通報がいき、監視員から電話連絡する仕組みがとられています。ガス会社ならでは安心サービスといえるでしょう。
費用は契約料(初回のみ)が5,250円、毎月の利用料は「みまも~る」と「マイツーホー」のセットで1,543円です。
●みまも~る http://www.home.tokyo-gas.co.jp/mima/index.html
東京ガスステーション24 0120-117744(9:00~17:00 日祝日を除く)
見守るのはサービス運営会社ではなく、契約者
こうしたサービスを利用する場合には、事前に親子で相談し、特に見守られる側になる親が監視されているような気がしたり、まだそんな年齢ではないのにと傷ついたりしたいようにすることが大切です。
どちらも緊急通報サービスではないので、事故や異常が起こったと想像できるような場合でも、誰かが駆けつけてくれるわけではありません。あくまで状況を知らせてくれるサービスなので、判断するのは契約者。親を見守っているのは、離れて暮らす自分たち家族だということをお忘れなく。
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