
還付金詐欺にご用心!~警視庁が作成した振込詐欺撃退カード~
ダマしてお金を振り込ませる“オレオレ詐欺”は最近、税務署や自治体の機関の名をかたって、「還付金(返金)があります」と電話してきて、巧みに振り込ませる“還付金詐欺”にカタチを変えて、増えています。
被害者の6割強は50歳以上の女性
警察庁の発表によると平成19年の1月から11月末までに2158件の還付金詐欺があり(うち74件は未遂)、被害総額は約24億5000万円にのぼるといいます。
被害者の7割は女性。しかも50歳以上の女性で、全体の約62%をしめています。
コンビニやスーパーなど無人のATMに誘導
よくある手口は、電話がかかってきて「○○の還付金があるので、××××番に電話をしてください」というもの。教えられた番号に電話すると、公共機関の名前を名乗る相手から、コンビニやスーパーなどのATM(現金自動預払機)に行き、そこから携帯電話で連絡してくるようにと指示されます。
指示されるままに大金を振り込み…
無人のATMの前から電話すると、「指示通りに操作してください」と言われて、そのまま犯人の口座にお金を振り込むことに。ATMは使い慣れているという人も油断は大敵です。「エラーが出て還付金を振り込めないので、いったん、こちらに○○円を振り込んでください。還付金と一緒に返金します」「プライバシーの関係があるので、1度、○○円を振り込んでください」などと誘導された例もあります。
携帯でATM操作を指示する公的機関は存在しない
税務署や区役所(市町村役所)、社会保険事務所の職員が携帯電話でATMの操作方法を指示することは絶対にありません。口車に乗せられてATMの前から電話しないように気をつけて。最近は「この還付手続きをしないと、年金が無効になることもある」などと年金不安を悪用するケースも多発していますので、冷静に対処しましょう。
必ず公的機関に事実を確認する
「還付金を振り込みます」「払い戻しがあります」などの電話があった時には、相手が税務署と名乗った場合には税務署、社会保険事務所と名乗った場合には社会保険事務所に電話をして必ず確認を。
その時、大事なのは電話の相手が言った番号にかけないことです。自分でNTTの電話番号案内(104番)や電話帳で番号を調べてかけましょう。
“還付金詐欺”は “オレオレ詐欺”と同じ
還付金詐欺の月別統計がとられるようになったのは、昨年(2007年)の1月からです。法改正によってATMでの10万円を越える現金振り込みができなくなったことや、“オレオレ詐欺”が広く知られてきたことから、新たな方法として“還付金詐欺”が台頭してきたともいわれます。
いわば相手は詐欺のプロ。いくらニュースや新聞記事で詐欺事件のことを見聞きしていても、いざ自分の身にふりかかってきたら、冷静さを欠いてしまうのも無理はありません。
「#9110」は警察の相談窓口への短縮ダイヤル
こういうときのために「#9110」という番号を覚えておくとよいでしょう。電話の前に貼っておけば、さらによし! あせってしまって番号が思い出せないという心配がありません。
110番は緊急性の高い事件や事故などを通報する番号ですが、110番の前に全国共通の短縮番号#9をつければ、最寄りの都道府県警察の総合相談につながります。これは犯罪被害の未然防止など、生活の安全を守るための相談窓口。
携帯電話からも使えますが、ダイヤル回線からは使えないので、その場合はお住まいの都道府県警察の番号を確認しておくとよいでしょう。

これは、警視庁が作成した振込詐欺撃退カード。ダウンロードして、電話の前に張っておきましょう。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/gekitai/gekitai.htm
警視庁 「税の還付金を理由とした詐欺に注意!」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/kanpu/kanpu.htm
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