
カーテンを変えるだけ~工事なしで、部屋の雰囲気をがらりと変える
カーテンを変えて、カンタン生活リフレッシュ。
生活をリフレッシュしたいなら…。カーテンの効用
リフォームは、住宅設備の老朽化や介護のためだけにするわけではありません。室内の雰囲気をがらりと変えて、生活を一新させたい--リフォームにあたって多くの人が生活のリフレッシュ効果に期待を寄せています。
“リフォーム工事をするほどの予算はないし、暮らすのに不都合はないけれど…”と、もやもやしている方、ならば、工事をしなくても住まいをリフレッシュするいい手があります。
カーテンを変えましょう。
「え? それだけ?」という声が聞こえてきそうですが、壁全体にしめるカーテンの面積は、実は考えているよりずっと広いもの。壁の前には家具を置きますが、開け閉めする必要があるカーテンの前には大きな家具はおけません。
窓が大きければ大きいほど、カーテンの印象が壁より強くなるというわけ。カーテンを今までと違うものに変えるだけで、見違えるように部屋の雰囲気が変わることもあるのです。
おたくでは、いつ、カーテンを掛け替えましたか?
カーテンの選び方
既製のカーテンには手頃な価格のものもありますが、リフォームする代わりにセミオーダーやオーダーのカーテンで“おうちの衣装替え”をするとなると、安い買い物ではありません。
インテリアの店やショールームに足を運べば、それこそ膨大な数のカーテンが並んでいます。その中からこれぞと思う1枚を選ぶのは至難のわざ。お店やショールームの小さな見本だけを見て決めないことが大切です。
まずは小さな見本で候補を絞り込み、次に大きい見本を見せてもらいましょう。小さな切れ端を見て気に入った色柄でも、大きなものを見るとまるで違った印象を受ける場合があるからです。
また、ラグマットのように床などに広げた状態でサンプルを見るのと、吊した状態で見るのとでも印象は違います。サンプルを置いて上から眺めて決めるのは感心しません。できれば吊したり、壁面にかけたりして、窓にかけた時と同じ状態で確認したいものです。
1つか2つに絞り込んだら、できればその日は小さなサンプルだけもらって帰りましょう。光の入り方は家によって、場所によって違います。お店やショールームとは照明も異なります。光の具合が変われば、色や模様の印象や透け方も違って見えます。実際にカーテンをかける場所で見てみることが重要です。
サンプルを借りて部屋にかける
最近では、実際に吊せるカーテンのサンプルを貸し出ししてくれるお店も増えてきました。購入を考える時には、サンプルがないかどうかお店の人に確認してみるとよいでしょう。
2008年3月22日の読売新聞の記事では、カーテンのサンプルを無料で貸し出しているショップとして、全国展開をしている次の3つを紹介しています。
無印良品は全国約330店舗。その約8割の店舗で、サンプルを無料で貸りられる。20~40種類で、サンプルのサイズは長さ178cm×幅100cm。
全国72店で、カーテンの「トライアルサービス」を実施。アイテム数は約60種類。1度に5種類まで。
約100種類のサンプル(45cm幅)の中から数枚を無料で貸りられる。店舗数は約80。
カーテンの役割
ふだん、何気なく使っていますが、カーテンには次のような働きがあります。
調光・遮光……明るさを調整したり、光や人の目を遮る。
保温・断熱……冷暖房などによる室内の温度を保つ。
防音……音を吸収したり、遮ったりする。
間仕切り……部屋を区切ったり、向こう側を目隠ししたりする。
使用する部屋によって、「この部屋はすぐ近くを他人が通るから、光は入れたいが目隠しもしたい」「東向きなので、朝早くにまぶしさで目が覚めてしまう。光を遮るカーテンが欲しい」「ダイニングキッチンのカーテンは、すぐににおいがついて困る」など、用途や今の問題をはっきりさせると選びやすくなります。
いろいろな機能がついたカーテンが販売されているので、お店の人に相談する際も色や柄などの好みだけでなく、こうした具体的な要件を伝えることがポイント。適切な商品をピックアップしてくれたり、プロならではのアドバイスが聞けるでしょう。
機能カーテンと呼ばれるもので、よく知られている遮光カーテンは1級から3級まであり、1級は遮光率が99.9%以上で、明るさは「人の表情も読み取れない程度」、3級では99.40~99.80%で、明るさは「事務作業するには暗い程度」とされています。室内の光も外にもれないので、防犯効果に期待して購入する方もいます。
ほかにUVカット、防災、防臭、抗菌などの機能を付加したカーテンが販売されています。
朝遅くまでゆっくり休むライフスタイルなら、寝室には光をしっかり遮る遮光率が高いカーテンを選び、ダイニングキッチンなど臭いや汚れがつきやすい部屋には防臭・防汚効果のある素材を選ぶというように、部屋ごとに使い分けるとよいでしょう。
レースのカーテンの存在感
カーテンといえば、レースのカーテンとドレープ(ひだ)のあるカーテンを二重にして窓に下げるのが一般的。
レースのカーテンとドレープカーテンを選ぶ時は、ついカサのあるドレープカーテンにウエイトが傾きがちですが、日常的によく目にしているのはレースのカーテンのほうではありませんか? ドレープカーテンをしめるのは、たいてい夜だけですが、レースのカーテンは日中も閉める機会が多いはず。
カーテンの機能ではなく、装飾性を重視して選ぶ場合、レースとドレープ、どちらか一方にしか予算がかけられなければ、思い切ってレースのカーテンの比重を高くして好きなものを選ぶことをおすすめします。目に入る機会が多いので、きっと何度も“いいカーテンを選んだわ”“きれいなレースだな”と満足感が得られるはずです。
カーテンの仲間
窓を覆うのは、何もカーテンには限りません。最近では個人宅でもさまざまなデザインのもので窓辺が飾られています。ひとつを選んで取り付けるもよし、2種類の組み合わせを楽しむもよし。
カタログや雑誌、サンプルなどをたくさん見て、悩みながら楽しみながら自分なりの窓まわりを作り上げてみてください。
ブラインド
細長い帯状の板(羽根板)が並び、角度が変えられるブラインドは、以前はアルミ素材を使った無機質なデザインが多かったため、オフィスでの利用が主流でした。
最近では光や視線を遮りながら、通風は確保できるとあって、個人宅でも人気。色やデザインも豊富になり、素材に木材や布も使われています。羽根板は横並びだけでなく、縦に並んだものもあります。


シェード
布を折りたたみながら上げ下げするもの。大きく分けると1枚もののシンプルな「プレーンシェード」と、2種類(2枚)重なっていて、別々に上げ下げできる「ダブルシェード」があります。たたまれて重なる布が美しく、デザインも豊富で人気があります。


ロールスクリーン
くるくると巻き上げるシートタイプのもの。色柄や絵をプリントしたものが多く、壁に絵をかける感覚で楽しむことができるのが特徴。押入収納の目隠しや部屋の間仕切りとしてもよく使われます。

プリーツスクリーン
不織布や和紙などをプリーツ加工し、ジャバラに折りたたんで上げ下げするスクリーン。ロールスクリーンに比べ、風合いがあると人気が高まっています。特に和紙素材のものが、和室や和風の空間で使われることが多い。

パネルカーテン
主に布でできたパネル状のシートが障子やふすまの戸のように並び、スライド式に開け閉めします。カーテンのようにドレープがないので、ボリューム感がおさえられ、すっきりとモダンな雰囲気をつくるのに適しています。

スポンサードリンク
