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「宅老所よりあい」解体新書

理想的な宅老所はどうやってできたのか?

「宅老所よりあい」解体新書 表紙


宅老所とは何? それは、民家などを活用し、家庭的な雰囲気のなかで、一人ひとりの生活リズムに合わせた柔軟なケアを行っている小規模な事業所(グループホーム)を指す。
そのサービスの形態はさまざまで、通い(デイサービス)のみのところや、泊まり(ショートステイ)や自宅への支援(ホームヘルプ)、住まい(グループホーム)、配食などの提供まで行っているところもある。また利用者も、高齢者限定のところだけでなく、障害者や子どもなど、支援の必要な人すべてを受け入れるところもある。介護保険法や自立支援法の指定事業所になっているところもあれば、利用者からの利用料だけで運営しているところ、あるいは両者を組み合わせて運営しているところもある。
そんな宅老所の理想ともいえる、福岡市にある宅老所「よりあい」は、全国的に有名な施設だ。
「老いても、ぼけてもいままで通りに生きていける。それが宅老所よりあい。ここには、笑いと希望、そして人の真実の記録がある」のキャッチフレーズ通り、極めて優良なケアがなされ、詩人の谷川俊太郎さん他、多くのファンをもつ。
なぜこんなにうまくいっているのか?—その答えがこの本にある。
宅老所「よりあい」のケアは日本の介護の新しいスタンダードとしても注目されている。施設の成り立ちと成長の記録は大変興味深い。


第1章 宅老所よりあいの理念
第2章 若年アルツハイマー症の女性
第3章 地域が動く
第4章 宅老所よりあいの記録とミーティング
第5章 宅老所よりあいに関わる人たち
第6章 家族介護の応援団—地域の中で


著者:豊田譲二 黒木邦弘
出版社:雲母書房
単行本:195ページ
価格:1890円


| 2010年03月12日 |


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