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ママは認知症(ボケ)てもお姫様―読む介護BOOK

つらいけどちょっぴり幸せな!?
介護の日々を描くコミック・エッセイ

ママは認知症てもお姫様  表紙


著者:トオジョオ ミホ
出版社:アスペクト
単行本:103ページ
価格:1365円


 女手ひとつで子供を育ててきた,超強気で勝気なママが、ある日突然、認知症に!?  、「アルツハイマー型痴呆症(認知症)」と診断された当時、ママは70歳。激しい被害妄想にかき回され、怒濤のように押し寄せる介護の疲れから、躁鬱病になってしまったり、家族崩壊の危機にも直面する漫画家のトオジョオミホさんが、仕事と介護の両立で悩みながら、妹や夫の協力を得て、また行政へ積極的に働きかけて前向きに立ち向かっていく実録マンガだ。


 マンガだけに、会話のリアリティが心に迫ってくる。著者がこの本を書くキッカケは、「介護と子育ては似ている」と感じたからだとか。


 確かに、初めての子育てでは、「なぜなの?」「どうして?」の連続だ。介護も同じで、最初は、どうしていいか分からず、自分を責めたり、母親を責めてしまう。でも、だんだん、大変さの中に、幸せな気持ちが少しずつ広がっていく様子がていねいに描かれている。「お母さんて、もしや前世でお姫様だったんじゃないかしら…」と、そのままのお母さんを愛おしく思う娘の心情が綴られている。


 いわゆる介護のハウツー本ではないが、将来の介護生活に向けて、介護の心構えを教えてくれる一冊だ。




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| 2009年08月05日 |
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