
老後がこわい―読む介護BOOK
老後を生きる両親の姿を通して
自分自身の老後について考える
著者:香山リカ
出版社:講談社
新書:188ページ
価格:735円
精神科医として、メディアにも数多く登場している香山リカさんの「こわいシリーズ」第3弾。
ちまたにあふれている老後や介護の本は、家族を前提にして書かれている物が多いが、この本では、「負け犬」もしくは、「アラフォー」と呼ばれ、都会のひとり暮らしを楽しむ独身女性を対象にした老後&介護の本だ。
今は楽しい、でも自分たちの老後はどんなるんだろうか? 「60歳、70歳になってもこうして気楽に楽しんでいられるだろうか」・・・そんな漠然とした不安。世間話として、老後のこと、介護のことを話すのではなく、将来の自分たちの問題として考える必要があることを説いている。
筆者は老後を生きる両親の姿を通じて、自分の世代の老後についての心配ごと(棲家、親の介護、病気、自分が死ぬ準備など)を上げ、現状はどうなっているか、どう考え、どう行動し、どう乗り越えていけばいいのか・・・。
「考えられない」のではなく、目を背け「考えたくない」と思っている問題に立ち向かわなければならないことを強く意識させてくれる一冊だ。
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| 2009年06月03日 |

