
心を活かすドールセラピー―読む介護BOOK
心を癒す赤ちゃん人形療法に注目!
著者:芹澤隆子
出版社:出版文化社
単行本:256ページ
価格:2310円
ドールセラピーとは、認知症の高齢者に、本物そっくりの赤ちゃんの人形を抱かせることで、心が癒され、いきいきとした自分を取り戻す赤ちゃん人形療法のこと。お母さんに戻って、子供の世話をすることで生き甲斐を取り戻す。大らかでほほえましい療法として、今注目されています。
これはオーストラリアで生まれたダイバージョーナルセラピー(気晴らし療法)の視点から、考えられた取り組みです。
歳をとることで、次第に役割が失われていく寂しさは認知症の方も同じです。このドールセラピーは、認知症の方が子供に返って人形遊びをしてるのではありません。人形と分かっていても、自然に人形を赤ちゃんのように扱う、これは想像力です。赤ちゃんに対する慈しみの気持ち、赤ちゃんのお世話をしようとする気持ちの芽生えによって、いきいきとした表情が生まれ、精神状態も安定するといいます。
著者の芹澤隆子さんは、ドールセラピーを取り入れている福祉介護や学校の現場を数多く取材し、事例を挙げながらドールセラピーの導入方法を紹介しています。
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| 2009年05月13日 |

