
母に歌う子守歌 わたしの介護日誌 - 読む介護BOOK
作家の落合恵子さんの迷い多き、けれど喜び多き介護の日々
著者:落合恵子
出版社:朝日新聞社(朝日文庫)
文庫本:226ページ
価格:\576(税込)
* 単行本もあり
多発性脳梗塞、パーキンソン病に加え、痴呆症と診断された要介護5の母と暮らす日々。
作家の落合恵子さんの時には迷い、時には涙し、でも喜びや笑いもあるジェットコースターのような介護生活を綴ったエッセイ。記憶の回路が石でふさがれてしまった母に向かい、「おかあさん、あなたはどうしたいの?」を心の中で問いかける著者から、母が喜ぶ顔を見たい、苦しみやつらさを少しでも取り除きたいという思いが伝わってくる。
また、医療機関への不信感、介護ヘルパーさんからの裏切りには傷つきながらも、納得がいくまで追求する姿勢に、長年弱者の声を代弁し、おかしいことはおかしいと発言してきた著者の思いが重なる。
いま、介護に疲れている人に贈る応援歌のようなエッセイ。著者が介護に使っている日用品のリストも参考にしたい。
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| 2008年05月07日 |

