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暴走老人! - 読む介護BOOK

突然キレる老人たち
年をとれば穏やかになるはずの老人はなぜ暴走するのか?

暴走老人! 表紙


「人間年をとると丸くなる」。だから、老人は穏やかで、物わかりがよく、分別があるはず、と思い込んでいたら大間違い。待てない、我慢できない、止まらない。まるで分別のない、大人気ない「新老人」が増えているという。


芥川賞作家の藤原智美さんが目の当たりにした、若者よりキレやすく、さまざまな場面で暴走し、大声で怒鳴りちらしたり、ときには暴力行為にまで至る「新老人」。そのエピソードから、ものすごいスピードで変化した社会に対応できない「新老人」のジレンマ、憤り、歯がゆさなど、生きづらい環境が浮き彫りにされる。


まだ老人でない人も、やがて「新老人」になる。老人の怒りの声は明日の私たちの声かもしれない。4人に1人は65歳以上、すぐ目の前に迫っている老人大国で繰り広げられるバトルを想像すると恐ろしくなる。「新老人」の発する叫びと暴力は、未来への警告かもしれない。


次々に生まれる「新老人」にとって生きやすい社会でなければ、老人天国とはいえない。


著者:藤原智美
出版社:文藝春秋
単行本:214ページ
価格:\1,050



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| 2009年01月14日 |
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