
Q:他事業所の介護を批判する職員の板ばさみになっています…
81歳で寝たきりの父に、ショートステイはAホームさん・ホームヘルプはBセンターさんと、それぞれ別個の介護事業所さんへ、サービスをお願いしております。困るのは、ショートステイから帰ってきた父を見るなりヘルパーさんは「汗臭いし、ヒゲも伸びている。Aホームにお泊り中、ちゃんとお世話されたのかしら?」など、必ずと言っていいほど宿泊中の対応を疑問視しますし、また、Aホームの相談員さんも「だいぶ、お尻が赤いですね。Bセンターのヘルパーさんに、キチンと排泄ケアをしてもらっていますか?」など、在宅でのケアに不信を示したりと、他方の事業所の批判を、私に言ってくるのです。
それぞれ、父のことを思えばこその指摘とは思っておりますが、毎回このように批判を聞かされると、とても複雑な気持ちにさせられます。
確かに、それぞれがお父様のことを思ってのチェックである…とは考えたいところですが、しかし、それが単なる“言い捨て型”の指摘になってしまい、ご利用者様やそのご家族様を不安にしているだけであれば、ただの不適切な発言に過ぎないと言わざるを得ません。また、そうした指摘には、[ご利用者様の状態の変化を示す重要な発見]や[ケア改善が求められる根拠]が含まれていることもありますので、やはり“他方を非難するだけで終わってしまう”ようであれば、その相談員もヘルパーも、プロ失格です。
こうした場合は、ご担当のケアマネージャーに、相談されると良いでしょう。“公正中立”の職責のもと、1職種・1事業所に偏らない、総合的な視野に立った判断で、事業所間の調整やケアの改善に取り組んでくれますよ。
介護サービスに関わる様々な職種が上手に連携しないことには、ご利用者様にとって本当に良い生活全般の支援はできません。はからずも間に入ってしまい本当に大変ですが、今後のためにも、お早めに担当ケアマネージャーまでご相談されることをお勧めいたします。
回答者/社会福祉主事 佐藤弘一郎
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