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Q:ワンマンな父の介護をしていた母が突然、父をののしりはじめ、驚いています。

大正生まれのワンマンな父(83歳)が脳梗塞で倒れ、右半身に少し麻痺が残り、今自宅で療養していますが、いままで、口答えひとつしないで父に仕えてきた母(73歳)が急に父を口汚くののしることがあり、驚いています。母は今のところ健康状態は良好なのですが、精神科を受診したほうがいいでしょうか? どこに相談すればいいのか、教えてください。

回答在宅生活に於ける介護は、24時間、365日続き、特に主介護者(家庭内で、最も介護に当たる方)の精神的・体力的な負担は、相当なものだと思います。お父様はなかなかに頑固そうな方のようですし、お母様は、とても強い介護ストレスを抱えていらっしゃるご様子ですね・・・。


家族愛や、誠意があればこそ、必要以上に一生懸命となって、やがては倒れてしまう・・・そんな痛ましい事態は、何としても避けたいものです。


まずはご家族の皆様で、お母様の介護負担を減らすために“介護や家事の役割分担”を、もう一度見直してみてください。


また、介護保険サービスのご利用も、たいへん効果的な場合があります。


介護保険は、要介護状態となられた方個々人の、自立支援およびQOL(生活の質)の維持・向上を図ることを目的とし、様々なサービスを提供する制度ですが、その他にも、[家族介護の負担を軽減する]という重要な側面もあります。要介護者を含め、ご家族皆様の健康な在宅生活を支援するために、包括的な視野に立って施行されているのが、介護保険制度、そして様々な介護保険サービスなのです。


例えば、お母様に外出や趣味の活動などの時間をつくり、 心身ともにリフレッシュしていただくためには、通所系(デイサービス,デイケアなど日帰りのサービス)や、短期入居系(ショートステイ:介護施設への、数日単位での短期的な宿泊)の介護保険サービスなどが適しているようです。また、必要に応じた回数で、ホームヘルパーを派遣してもらうことも良いでしょう。


もちろん、ご利用に際してはお父様のご意向をうかがう必要がありますが、ご家族の皆様や担当のケアマネジャーを交え、よくご相談ください。介護保険の認定がお済でない場合は、市区町村の介護保険窓口まで、お問い合わせください。


あくまでも、[皆様が より良い家族生活を継続するための手段]として、ご検討いただくと、お母様への効果的な支援が、今まで以上に広がることになろうかと思います。


回答者/社会福祉主事 佐藤弘一郎

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| 2007年10月03日 |
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