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Q:義母が119番を拒否し続け、危うく命を落とすところでした。

 81歳になる義母の件で、相談があります。
 先年のある日、義母が昼前に激しい頭痛と手足の痺れを訴えた(今思うと、あれが脳梗塞の始まりでした)とき、私が119番通報しようとしたところ、義母は強い口調で「寝ていれば治る。救急車を呼ぶなど、世間様に恥ずかしい!隣近所に申し訳ない!!」と言い切り、そのまま布団に入りました。

 しかし、夕方頃には意識を失い、ついには寝たまま失禁に及んだのを見て、とうとう私は119番通報をいたしました。そして搬送先の病院で、医師から「今回はギリギリで手術が間に合いましたが、あと少しで手遅れになるところでした!」と、キツいお叱りを受けたのです…。


 幸い、短期間の入院と、軽い後遺症(歩行に杖が必要となった以外は、外見からは殆ど判りません)で済んだ義母ですが、今度、急激な再発症が起きた場合は、どのように対応すれば良いのでしょうか?


回答 率直に回答いたしますが、今後は迷わず救急車を呼ぶべきです。少々遅まきながらも、あなたの決断がお義母様の生命を救い、なおかつ後遺症を最小限に抑えた事実には、ぜひ大きな自信を持って下さい。


 幸い、今回は軽度の後遺症で済んだご様子ですが、その日の時点で命を落とされたり、一命は取り留めてもその後の生活には、更に重い後遺症(寝たきりや、車イスでの生活,言語障害や、様々な精神障害)を抱えることになった可能性も充分にあったわけですから…。


 お義母様が119番を嫌ったのも、世代的に[世間体]を非常に気にする傾向が強いからかも知れません。しかし、いずれにせよ、生命と健康に関わる重大な事態には、迷わず、そして迅速に、然るべき対応で臨みたいものです。


 また、よろしければ、今後のために救急救命講習をお受けになられてはいかがでしょうか?地域の消防署員が講師となり、町内会などで講習会が開かれているのを、よく見かけます。

 “知は力なり”。いざというときの対処法(心肺蘇生法など)や、緊急対応に関する知識を学ぶことで、大きな安心と自信が得られると思いますよ


回答者/社会福祉主事 佐藤弘一郎


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| 2007年12月05日 |
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